◼️ボス弁からセクハラを受けていて、事務所を辞めたいけど、言い出しにくい
◼️ボス弁からパワハラを受けていて、事務所を辞めたいけど、事件の引き継ぎがうまくできるか不安だ
などに悩んで、事務所移籍をためらっているあなた!
よく分かります。
「やめる」なんて言い出したら、事務所内で風当たりが強くなったり、嫌がらせを受けるんじゃないかと考えてしまいますよね。
担当事件も投げ出した形にもしたくないですよね。
私は、弁護士歴10年以上の地方弁護士です。
いわゆる町弁としてこれまで活動してきました。最初の4年間をノキ弁として過ごし、現在まで小さな法律事務所を経営しています。
この記事では、セクハラ、パワハラ及びそれに準じるハラスメントを受けている勤務弁護士の方に対して、すぐに環境を変え、ご自身のメンタルを保護すること、そして、実際にセクハラ、パワハラ法律事務所を退所するときは、退職代行サービスを用いることをお勧めしています。
この記事を読めば、現在のしんどい職場から離脱し、さらには年収アップ、労働時間の短縮まで果たすことも可能となるような転職、事務所移籍方法、そして、現事務所の簡単な辞め方の全てがわかります。
結論としては、転職エージェントに複数登録し、実際に転職先、事務所移籍先が決まったら、退職代行サービスを利用して、退職を具体的に実行することです。
セクハラ、パワハラ事務所から逃げ出そう!
大分県で悲しい事件がありました。(引用:産経新聞2023/4/21より)
法律事務所内でのボス弁による性的加害行為。
セクハラ、パワハラの被害者は、精神的にきつい状態になりがちですので、事務所から逃げる、移籍する、転職するなどの選択肢にまで考える範囲を広げることが難しくなります。
いわば、一種のうつ状態におちいってしまえば、思考能力が低下し、普段の何気ない仕事にもミスを多発するようになります。
そのようなミスを再びボス弁や兄弁から叱責されると、また自分を否定し、鬱状態がひどくなっていきます。
そうなる前に、まず、このようなセクハラ、パワハラの匂いを感じる事務所から、早めに離脱しましょう。
日本には、一つの会社や事務所に入ったら最後まで務め上げろ。という悪習があります。
しかし、たまたま、最初に入った事務所や2番目に入った事務所があなたに合う確率はとても少ないです。
日本には法律事務所がたくさんあります。人格の優れた、勤務弁護士への配慮が行き届いた弁護士はたくさんいます。
良い法律事務所への出会いは、弁護士専門の転職エージェントが手伝ってくれます。
転職エージェントにあなたが支払う費用は0円です。
登録するだけでも、弁護士業界への自分の市場価値や、場合によっては年収アップ、インハウスローヤーという道も見えてくるかもしれません。
何よりも、現在の職場の状況の話を聞いてくれるだけでも、あなたの心理的負担が軽くなることでしょう!
今すぐ、私がおすすめしている転職エージェントのどれかに登録してみましょう!
移籍先が決まったら退職代行を!
転職エージェントのおかげで、人格者のボス弁のもと、年収アップもくっついてきたあなたにとって、最後の難関は、現在の事務所への退職届です。
特に、セクハラ、パワハラ被害を受けている弁護士が、ボス弁に直接、退職届を出さないといけない。他の弁護士への引き継ぎの話もしないといけない。このハードルはとても高いです。
そこで、退職代行サービスを手掛ける弁護士法人をぜひ使いましょう。
退職意思の伝達、法律事務所との連絡対応、退職書類の作成・請求はもちろん、残務引継の調整、退職までの手続きを終える事ができます。
有給休暇残を使用したり欠勤扱いにすることで、退職日まで出勤する必要がないケースも多々あります。
私がおすすめする、退職代行サービスはこちらです。
まとめ
今回は勤務弁護士自身が法律事務所内で、セクハラ、パワハラ被害を受けている場合、どのようにその職場を抜け出すかという方法について記事を書きました。
大分の事例のように、セクハラ、パワハラが進んだ段階では精神的なダメージが大きく、他の選択肢を考えにくくなります。
セクハラ、パワハラの匂いを感じた時点で、事務所移籍、転職をすぐに検討されてください。
あなたの心身の健康が最優先です!
さあ、行動しましょう!