マーケティング、営業のやり方がわからない
YouTube、インスタ、ブログなどやった方がいいの?
顧問先ってどうやって獲得するの?
このようなお悩みをお持ちではありませんか??
士業はマーケティングが弱いと言われます。
とりわけ弁護士はこの分野が苦手です。
しかし、いかに優秀な弁護士であってもお客さんが来なければ売上は0円です。
弁護士会費、事務所賃料などを支払うことができません。
その優秀な腕前も発揮できません。
今回は、「顧客をいかにたくさん獲得するか」をテーマに、独立後、8年間事務所を経営してきた現役弁護士が考えてみたいと思います。
この記事では、マーケティング(集客)とは何か、その具体的方法はどんなものがおすすめかを述べます。
結論としては、専門性を身につけ、その存在を顧客にアピールすることが重要です。
その専門性を身につけるための方法も記載しています。
この記事を読めば今後弁護士が増加し、競争が激しくなるこの業界で生き残るために重要な施策を手に入れることができるでしょう。
弁護士におけるマーケティング活動とは何か?
どのようにして、顧客に自分の存在及びサービスの良さを知ってもらうか、依頼に結びつけるかを考え、施策を実行すること
💡ポイント
- 自分の存在を顧客に知ってもらうこと
- 顧客があなたに頼みたくなる様に仕向けること
これまでの弁護士のマーケティング方法
マーケティング、営業、広告活動はこれまで白眼視されてきました。
広告なんか打つのは2流だ!
良い仕事を積み上げるだけでいい。そうすれば、依頼者がリピーターになってくれる。紹介者になってくれる。
これからの弁護士のマーケティング方法
現在、インターネット広告や、資金力を武器に東京など大都市の弁護士法人が台頭しています。
ネット広告や大手事務所の広告によって、従来なら、リピーターとして戻ってきてくれたはずの顧客が奪われています。
したがって、我々個人事業主はマーケティングを鍛えて、大規模弁護士法人に、集客で勝たなければならない。
いかに良い仕事をする弁護士でも、顧客があなたを知らないと依頼は絶対に来ないからです。
具体的なマーケティング方法
もちろん、私は伝統的な集客方法を否定しません。
良い仕事を繰り返し、リピーター又は口コミで仕事を獲得しましょう。
これに何を加えて、我々は新時代に対応して顧客を獲得できるのか?
まず露出が必要ですね。
我々はたくさんのお客さんの目に触れる場所に出なければなりません。
よって、SEO対策(Googleでホームページの検索上位を獲得する等)、SNS、YouTubeなどでの発信は必須です。
お金をかければ、これらの媒体に広告を出すことも良いでしょう。
しかし、ただ露出しただけではあなたはライバルにうずもれてしまいます。
ライバルも同様に、SNSやインターネット広告を出しているからです。
つまり、あなたは目立つためには、ここで一工夫をする必要があります。
その分野の専門家になる。
見込み顧客がたくさんの 弁護士の中からあなたを選ぶ理由は何でしょうか?
ご自身がお客さんの立場になって考えてみてください。
私が思うに、お客さんが頼みたいなぁと思う弁護士は以下のとおりです。
- その分野の専門家であること
- 経験・実績が豊富なこと
- 誠実そうなこと
- 弁護士費用が明確であること
専門性・実績をつけるには?
その専門分野を取り扱う法律事務所に入って修行するのが一番だと考えます。
なぜなら、いくら専門書や本を読み、また研修、e-ラーニングなどを聞いても、私は3日で忘れるから意味がないと思ってます。
実際の事件を自分が担当し、苦悩しながら進めないと全く身につかないからです。
法律事務所の移籍・転職方法は?
おすすめは転職エージェント、中でも弁護士ドットコム、リーガルジョブボードを使うことです。
弁護士ドットコムキャリア リーガルジョブボードその理由はこちらです。
- たくさんの事務所情報の中から、あなたの希望や気質に沿う法律事務所をマッチングしてくれるから
- 担当者の対応が良く、丁寧だから
詳しくはこちらの記事に書いてあります。ぜひご覧ください。
まとめ
今回は独立して事務所経営をしていく経営弁護士に対して、以下を中心に述べてきました。
- マーケティングの重要性
- 顧客に選ばれるために何をするべきか
2047年まで増え続ける弁護士人口の中で、今やるべきことを粛々と進める弁護士が生き残ります。
今から始めれば間に合います。一緒に行動しましょう!